症例紹介です。
20代男性
主訴:ローバーの際に右肩甲骨周囲が痛い
受傷起点:特になし
動作分析をするとラックから外した後のalignmentが左の写真のようになっていました。ローバーで把持する際、胸椎伸展に伴い肩甲骨後傾、上肢外旋が必要ですが頸部が前方に位置することで動きが阻害されます。短縮している筋に対してアプローチし、頭部の位置を指導すると右側のようなalignmentへと改善が見られました。頭頸部に対しても保持筋を強化して上肢に負担をかけないようにすることが大切です。
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