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股関節前捻角の異常

今回は前回説明した前捻角の異常について説明します。

目次

前捻角が変化するとどうなるか

前捻角は正常約15°と言われており寛骨との正しい軸ができています

大腿骨の前捻角度が強いと寛骨と大腿骨との接点『軸』にズレが生じることで股関節が内旋します。この内旋はズレた接点を修正するために身体が自動的に行います。股関節が内旋すると足部の内旋せざる負えない状態となり内側を向きます。こうして『内股』と言われる外反へと下肢が変化していきます。

反対に骨頭軸が後捻すると臼蓋に対して骨頭軸が後方へと移動するため『外反』と言われる内反変形へと変化していきます。
そのためスクワット動作が困難であったり開脚が上手く行えない方は前捻角の異常が起きている可能性があるため無理のない範囲で行うことをお勧めします。

前捻角の正常と異常

Craig検査(クレイグ)

前捻角を調べるために簡単なテストの一つとしてCraig検査(クレイグ)があります。

伏臥位で膝を90°に屈曲させ大転子を触診しながら下腿を外旋させます。
内旋する間に大転子が最も出っ張るところが大腿骨頭と大転子が床に平行なところに並んだ位置になります。
そこでの内旋角度が前捻角の角度となります。

Craig検査(クレイグ)

形状・動きを理解し無理のないトレーニングをしましょう!

次回は筋の制限について記載します!

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施術には、保護者・指導者の方の立ち合いも可能です。

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施術責任者

中井 尊弥 Takaya Nakai

保有資格理学療法士
FRP(ファンクショナルローラーピラティスインストラクター)
略歴2019 年 理学療法士免許 取得
2019 年~2023 年 病院勤務(理学療法士)
2023 年~整形外科クリニック 常勤
トレーナー歴2019 年~ コンディショニングコーチ、パーソナルトレーナーとして活動
2021 年~
■プロ野球選手のメンテナンス及びトレーニング指導
■兵庫県パラ・パワーリフティング連盟 医科学委員長
■パワーリフティングチームRECON コンディショニングコーチ

アスリート整体RECON

兵庫県姫路市飾磨区構4丁目127 トレーニングジムRECON2階

電話 079-280-2085

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