今回はみなさんがよく耳にする筋肥大について理学療法士の知識を交えて説明します。
筋肥大とは、筋線維における蛋白結合の増加が筋の生理的断面積の増加に由来するといわれています。
筋の仕組み
まず基礎となる筋の構造です。
筋は細かい構造となっており脳で繊細に収縮弛緩をコントロールしています。
肥大している筋の増加は、収縮性蛋白が筋線維に収まっており、生理的断面積の増加は筋線維の肥大です。
収縮性蛋白質とは。。。
筋肉を収縮させるのに必要となる蛋白質のこと。
筋収縮のメカニズム
筋線維にはフィラメントという細胞があり太いフィラメントをミオシン、細いフィラメントをアクチンという蛋白質が筋中の蛋白のほとんどを占めています。筋に刺激が入るとミオシンの間にアクチンが入ることで初めて筋収縮が行われます。その後ミオシンとアクチンが離れ、筋は弛緩します。これを繰り返すことで筋は自由に収縮弛緩を繰り返すことができゴムのように利用可能となります。
全身の筋線維に肥大は可能ですが特に速筋(タイプⅡ)で顕著に出ると言われています。
- 速筋の割合が多い筋
・僧帽筋上部
・大胸筋
・上腕三頭筋(外側)
・上腕二頭筋
・三角筋
・外側広筋
・腓腹筋
などが筋線維の50%以上が速筋で絞めています。
また抵抗運動による筋の増加は神経系の変化の要因の1つとして挙げられらと言われています!
特に神経系の影響はトレーニングの初期段階で出現するといわれており運動中に大脳皮質における活性化領域の増加、脊髄中枢部位における運動インパルスの増加、運動ニューロンの興奮性の増加が含まれます。
トレーニングだけでは筋肉の増加は難しいです。食事やプロテインをタイミングよく摂取しバランスのいい食事も心がけることが大切です。
コンディショニングだけでなくトレーニングも指導しておりますのでご予約お待ちしております!
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アスリート整体RECON
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施術責任者 中井 尊弥
保有資格 理学療法士 FRP
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