今日の記事は、肉離れについてです。スポーツ整体に来られるお客様のほとんどが経験されている印象です。
受傷部位は、ハムストリングス、大腿四頭筋、下腿三頭筋の順で発生しています。
受傷転機は、ダッシュ、切り替え動作、ステップ動作が多く、そのほとんどが接触等ではなく、自分の動作中に発生します。
受傷機転
筋の遠心性収縮で起こります。ハムストリングスでは、股関節屈曲で膝関節伸展位でハムストリングスが最大ストレッチされる場面です。
筋疲労、筋損傷の既往歴、ウォーミングアップ不足、柔軟性低下、筋のアンバランスも要因のひとつとされています。
受傷直後の処置
他のがスポーツ外傷と同様に、基本的応急処置を行う。損傷部位の緊張がない肢位での保護が推奨されます。
固定期間については、医師の指示に従って下さい。
予防について
■内的要因
ハムストリングスの柔軟性の確保、大腿伸筋群の柔軟性の確保が必要です。筋力に関しては、エキセントリックな筋力強化を行いましょう。
また、ウォーミングアップを十分行い、筋温や運動連鎖、協調性を高めましょう。
■外的要因
気温や、フィールドの環境、シューズなどの道具、スケジュール(シーズン)などが、要因となることを理解しましょう。
■予防トレーニング
ストレッチ、股関節の動きつくり、筋力トレーニング、ランニング、全身持久力トレーニングを行いましょう。
■日常のケア
疲労管理、ケアは肉離れに限らず重要です。日々のケアを怠らないようにしてください。
※参考
平成20年度 日本体育協会スポーツ医・科学研究報告
№Ⅴ 肉離れに関する最新の指針
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施術には、保護者・指導者の方の立ち合いも可能です。
施術責任者
施術責任者
中井 尊弥 Takaya Nakai
保有資格 | 理学療法士 FRP(ファンクショナルローラーピラティスインストラクター) |
略歴 | 2019 年 理学療法士免許 取得 2019 年~2023 年 病院勤務(理学療法士) 2023 年~ |
トレーナー歴 | 2019 年~ コンディショニングコーチ、パーソナルトレーナーとして活動 2021 年~ ■プロ野球選手のメンテナンス及びトレーニング指導 ■兵庫県パラ・パワーリフティング連盟 医科学委員長 ■パワーリフティングチームRECON コンディショニングコーチ ■正剛館姫路手柄空手道場コンディショニングコーチ |
メッセージ
初めまして。中井尊弥と申します。
私は小学 5 年生から高校の7年間野球をしてきました。自分自身も怪我をし、苦しむ期間がありました。現在は現役から離れメンテナンストレーナーとしてスポーツ選手と関わらせて頂いています。病院勤務をし、怪我に苦しんでいる方を沢山見てきました。(現在も、整形外科病院で勤務しております。)
そこで、少しでも違和感・張り等を感じた方に対して予防できる環境を提供したいと思いスポーツ整体を始めようと考えました。
少しでも身体に違和感がありましたら全力でサポートいたしますので気軽にご相談ください。